魔法陣グルグル16巻(最終巻)感想スレ
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39 ) 菊理宮昭徳
[2005/10/19(水) 08:04]
最終巻に対する感想は唯一つ。
二年たってようやく悲しみから他へ目を向けることが叶いました。
それまでは最終巻を見るたびに終わったことに関して嘆き哀しみ、時には目の前が暗くなったりしました。
しかし、本日ようやく言うべき言葉が見つかったので此処に記します。

「いままで、ありがとうとざいました。
 お疲れでしょう、どうかお休みください。
 陛下は神話を書き終えたのです。誇らしいことなのですよ。
 ですから、本当にありがとうございます。
 菊理宮昭徳は聖典「魔法陣グルグル」と出会えて本当に幸せでした。」

・・・まあ、そういうわけです。
内容に関する感想は、ないわけではありませんが、
あくまでも、そういうことです。

・・・時間の経過と言うものは優しくて残酷である。
悲しみから開放されると言うことは善悪の両面を持つ。
何故ならば、悲しむと言う行為は哀しむという行為につながり、その分想いは深く。
然れども悲しみは辛く、身を切るように辛く。
ましてや己の半身ともなれば、もはやその悲しみは死に等しい。
なればこそ、悲しみを癒す唯一の薬である刻とは。
悲しみという辛さから開放すると言う意味ではこの上ない善であり、
想いを減らしていくと言う意味ではこの上ない悪である。
なればこそ、我輩は。
・・・きっといつか。


上 菊理宮昭徳@これで、永久の別れは二度目、か・・・。
             (一度目は祖母。12歳の頃なのでもう7年も前)
             もう、別れには耐えられない。我輩はもう、強くない。
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管理者:けんけん
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