『ヒッ…や、止めてくれ!!』
男が悲鳴にも似た声を上げる。
『うわぁぁぁぁ!!』
―――――――………
手が血で染まっている。
「ちっ…はずれか」
なぜ俺がこんな事をしているのには理由がある…。
〜レインディア〜
この石は一人の娘の為に創られた。
たった一人の娘を生き返らせるために――。
しかしその石は失敗作と共に盗まれた。
全ての数を合わせると599個在った。
その内579個が既に見付かっている。
俺の所有している数は今、手に在る物も合わせて11個。
残りは9個…。
ソノ中の一つが本物のレインディアだ。
それをおれは探している。
その理由は――――……
「もう少し…もう少しだ、待ってろよ…」
例え俺が血にまみれようと構わない。
石にくちづけをする。
「チクリ魔………」
こんな感じです。
募集事です。この物語の題名を誰か付けてくれませんか?
「新―――物語」みたいな感じで。
よろしくお願いします。では。