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「もう!勇者さまったら他の子ばっかりにデレデレしちゃって!!ククリのことも少しは考えてよね!」
怒っている女の子が一人。茶色い髪で三つ編みをしたの女の子。
「ククリだって寂しいんだから・・・」
少し時間がたっただろうか。空は何時の間にか夕暮れ、オレンジ色に染まっていた。
「あっ!いけない!」
時間がたっていた事に気づいたのだろうか。はっとして戻ろうとした。
「・・・ゆっ、勇者さまがいけないんだから!ククリは戻んない!!」
一人芝居をしているようだった。知らない人から見れば怪しい人。
「ふう・・・」
ため息をついて丘にしゃがんだ。
すると、
「クークーリー!!」
向こうからバンダナをした金髪の男の子が走ってくる。
「勇者さま!!」
「ったくーどこ行ってたんだよー。心配したんだぞー。」
「心配・・・?」
『勇者さまが・・・ククリの事を・・・心配・・・?』
「えへへっ、ゴメンナサイ」
「よーしっ!じゃあ行くか!」
「うんっ!!」
夕暮れ時の天気、くもりのちはれ。
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たかろうさんの線画を塗らしていただきましたーvとても塗りやすかったです。たかろうさんありがとうございました!!
それにしても・・・・色塗りへたですね。自分・・・orz
ほとんど四分の三はたかろうさんの絵のうまさでカバーされてますからね・・・(汗
ちなみに上のお話はノーコメントの方向でよろしくお願いします。(えぇ
でわでわ失礼しますー。